広島県福山市のトンネルで7日、車とシニアカーが衝突する事故があり、シニアカーに乗っていた83歳の男性が死亡しました。
警察によりますと、7日午後1時すぎ、福山市の深津隧道内で軽自動車が電動シニアカーに乗っていた男性をはねる事故がありました。電動シニアカーに乗っていたのは、橋本成司さん(83)で、福山市内の病院に搬送されましたが、死亡が確認されたということです。軽乗用車を運転していた男性に、けがはありませんでした。
現場のトンネル内の道路は片側1車線で、橋本さんがシニアカーで車道を西に向かっていたところ、同じ方向に走っていた軽乗用車がはねたとみられていて、警察が事故の原因を詳しく調べています。
広島県内では交通死亡事故が7月1日から8月6日までに、すでに12件発生していて、県警は8月7日から8月末まで、取り締まり強化や広報活動の推進といった緊急の交通事故抑止対策を行っています。
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