8月4日、仙台市内に住む80代の女性が、息子を装った男らから現金300万円をだまし取られました。

警察が特殊詐欺事件として捜査しています。



被害にあったのは、仙台市青葉区に住む80代の女性です。

警察によりますと、4日、息子を装った男から女性の自宅に電話があり、「喉が痛くて熱が38度ある。ズボンと一緒に携帯電話を洗ってしまい、違う携帯電話から連絡している」などと言われました。

翌日も男から「既婚者と不倫をして子どもが出来てしまった。きょう中に300万円必要だが持って来られるか」などという電話がありました。

息子だと信じた女性は、金融機関の窓口で現金300万円を引き落とし、待ち合わせ場所として指定された青葉区内のマンションの前で、弁護士の弟を装った男に現金を手渡しました。

その後女性は、息子に電話をかけた際に詐欺の被害に気づいたということです。

警察が特殊詐欺事件とみて捜査しています。

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