昨夜(8月5日)は手に汗握る激闘になりました。パリオリンピック™バレーボール男子はきのう、準々決勝で「あと1点」に泣きました。

【バレーボール男子】日本(世界6位) ‐ イタリア(世界2位)

52年ぶりの金メダルに向け準々決勝に臨んだ日本。

キャプテン石川祐希(いしかわ ゆうき)や西田有志(にしだ ゆうじ)の活躍で、世界ランキングでは格上のイタリア相手にリードします。

【第1セット】日本 25 ‐ 20 イタリア

そして、第2セット終盤。

熊本市の鎮西高校出身・宮浦健人(みやうら けんと)の登場に、地元の熊本県荒尾市のパブリックビューイング会場からは「健人コール」が湧き上がりました。

投入された直後、宮浦にボールが上がります。渾身のスパイクはイタリアの高いブロックに阻まれましたが、日本は第2セットも奪いました。

【第2セット】日本 25 ‐ 23 イタリア

しかし、イタリアに第3、第4セットを奪われ試合はフルセットに。

【第3セット】日本 25 ‐ 27 イタリア
【第4セット】日本 24 ‐ 26 イタリア

第5セットの終盤、石川のスパイクで同点へ。さらに逆転でマッチポイント。あと1点で準決勝進出でしたがイタリアに得点を奪われ、日本は準々決勝敗退となりました。

【第5セット】日本 15 ‐ 17 イタリア

宮浦選手の地元・荒尾市で応援した人「見せ場を作ってくれて、たくさんの勇姿が見られて本当に良かったです。これからもずっと応援しています」

【水球男子】日本 ‐ オーストラリア

水球男子を率いるのは熊本市出身の塩田義法(しおた よしのり)監督です。

塩田義法監督 2024年5月取材

既に敗退が決まっている日本は、予選グループの最終戦でオーストラリアと対戦しました。

【前半】日本 6‐7 オーストラリア

日本は1点を追う後半の第3ピリオド、ペナルティショットで追いつくと、このピリオド終了直前に勝ち越します。

そして迎えた最終第4ピリオド。日本は残り2分29秒で同点とされ、刻一刻と残り時間が減って行く中、残り11秒、カウンターからのゴールで試合を決めました。

【試合結果】日本 14 ‐ 13 オーストラリア

日本はシーソーゲームを制し、5戦目にして初勝利。塩田監督が率いた“ポセイドンジャパン”は11位で大会を終えました。

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