大阪メトロの直営レストランが8月8日にオープンします。
次々と異業種への参入が進む鉄道業界。京阪グループは化粧品を開発。JR西日本はサーモンやサバなどの陸上養殖をはじめるなど、鉄道会社の異業種参入が相次いでいます。
そんな中、Osaka Metroが8月8日にオープンするのが、「METROCAFE KARATO」。大阪・心斎橋にあるフレンチの名店のシェフが監修するOsaka Metro直営のカフェレストランで、季節の野菜やフルーツを使ったメニュー約20種類を提供する予定です。
Osaka Metroは9月、心斎橋にも新店舗をオープンさせるということですが、いったいなぜ、鉄道事業とは畑違いのレストラン事業に参入するのでしょうか?
(Osaka Metro 土肥孝行常務取締役)「安定事業とみられた運輸事業って厳しいです。まずは飲食をテーマに水平展開、多角化していこうと」
Osaka Metroによりますと、現在の利用者数はインバウンドなどの影響で安定していますが、将来的には人口の減少に伴い、利用者数の減少が見込まれるといいます。
そこで、異業種である飲食業に参入して電車に乗ってもらうだけではなく、沿線の活性化を狙おうというのです。今回オープンするレストランも御堂筋線・中津駅から徒歩3分の好立地です。
(Osaka Metro 土肥孝行常務取締役)「大阪メトロは交通だけじゃないよね、いろんなことやってるよねと。大阪の市民に貢献していこうと」
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