総監督の小澤征爾(おざわ・せいじ)さんが亡くなってから初めてとなるOMF=セイジ・オザワ松本フェスティバルは、8月9日の開幕を前にオーケストラ公演のリハーサルが始まりました。

6日のリハーサルには、国内外から集まったサイトウキネンオーケストラのメンバーおよそ90人が臨み、今週末に演奏される「オーケストラコンサートAプログラム」の楽曲を合わせました。

24年2月に亡くなった総監督の小澤征爾(おざわ・せいじ)さんが生前、首席客演指揮者に指名した沖澤(おきさわ)のどかさんが、体を大きく使って感情豊かにタクトを振ると、演奏家たちも緩急をつけた音色で応えていました。

「すべての公演を小澤征爾さんに捧げる」と位置付けられた今年のOMF。

首席客演指揮者・沖澤のどかさん:
「小澤征爾総監督の意思がプログラムにも反映されている節目の大事な年だと思うので私が今できるとしたら最高の演奏すると、それに尽きると思います」

OMFは8月9日に開幕し、松本の夏を音楽で彩ります。

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