岩手県内の公立小中学校で使うタブレットやパソコンの端末の更新が来年度始まります。それを前に岩手県教育委員会は5日、端末を扱うメーカーを集めた体験会を開きました。

盛岡市で行われた体験会には、教育用の端末を扱うメーカー10社がブースを設け、各市町村の担当者や教職員などに製品の特徴をPRしました。
岩手県教育委員会では児童・生徒が使う教育用端末を、2025年度から3年間でおよそ8万7000台更新する計画です。
訪れた人たちは端末の機能についてメーカーの担当者に質問したり、重さや頑丈さを確認したりしていました。
また、実際に端末を使う子どもたちも訪れ、タッチペンで字や絵を書くなどしていました。

(中学3年生の女子)
「他の人との意見交流や体育でフォームの確認を動画でしています」「指でも素早く反応してくれるようなパソコンがあればいいと思います」
(岩手県教育委員会 学校教育情報化担当 門脇優行担当課長)
「作業状況をお互いにわかる環境で勉強ができるという形でICTが使われていますし、どんどんそういった使われ方がされればいいと思います」

県教育委員会は更新に向けて、今年度中に新しい端末の仕様を決めたいとしています。

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