先月、東海道新幹線が終日運転見合わせとなった保守用車同士の衝突・脱線で、JR東海は、事故車両のブレーキ力が使用を停止する水準まで下がっていたと明らかにしました。

JR東海は、事故を起こした車両のブレーキが何らかの原因で正常に作動しなかったと明らかにしていましたが、きょう、事故車両が導入された2010年以降、10年以上誤った方法でブレーキ力の測定が行われていたと発表しました。

このため、事故車両のブレーキ力は、本来なら使用を停止する水準まで下がっていたということです。

JR東海は、保守整備のマニュアル作りや作業員の教育などの対策を進め、再発防止に取り組むとしています。

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