山間部での遭難事案などに対応するため岡山県北で救助訓練が行われました。

(訓練での声かけ)
「どこか痛い所とか困っていることはありますか」
「右足が痛くて歩けない…」

勝央町で行われたのは津山圏域消防組合東消防署の職員による山岳救助訓練です。「足を負傷し動けなくなった人からSOSが寄せられた」との設定で遭難者役が携帯電話の位置情報をもとに職員とやりとりを行いました。およそ2時間かけてヘリで搬送できる地点まで遭難者をタンカで運び救助活動の手順について確認しました。

(東消防署 大森和久救助副隊長)
「電波情報があるから私たちもアプローチできますので(登山などの際は)電波状況を確認していただければ」

津山圏域消防組合の管内では昨年7件の遭難があり登山者らに注意を呼びかけています。

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