広島県の海上自衛隊呉基地に、新たなトップが就任し、着任式が行われました。

2日付けで呉地方総監に着任したのは、福田達也海将です。

着任式では、約250人の隊員や職員が、新しい総監を出迎えました。

栄誉礼を受けた福田総監は隊員たちに、「与えられた職責に心血を注ぎ、これまで以上の努力を期待する」と訓示しました。

このあと取材に応じた福田総監は、相次ぐ海上自衛隊の不祥事について、次のように答えました。

海上自衛隊呉地方総監部 福田達也総監「海上自衛隊に対するご批判があったこと大変、申し訳なく思っております」「しっかりと変えていかなければいけない所、その新たな時代のニーズしたがって改革をしていくことも必要だと考えております」

福田総監は、護衛艦の艦長や青森県の大湊地方総監部幕僚長などを歴任しています。2017年には、海賊対策にあたる多国籍部隊の司令官としてソマリア沖にも派遣されました。前任は護衛艦隊司令官で、呉基地での勤務は3度目だということです。

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