“犯罪被害者に寄り添ってほしい”。遺族が警察に要望しました。
(息子を亡くした湯浅惠介さん)「裕介を亡くして22年がたちますが、無性に会いたくなるときが今でもあります」
警察官ら40人を前に思いを語る湯浅惠介さん(59)。22年前の事件で息子・裕介君(当時7)を亡くしました。
2002年1月、京都府綾部市で集団登校の列に車が突っ込み、裕介君を含む児童12人が死傷しました。
湯浅さんは8月5日、綾部警察署で講演し、被害者や遺族に寄り添うことの大切さを訴えました。
(湯浅惠介さん)「社会に生きる誰もが犯罪被害者となり得る社会です。そばにそっと寄り添って心の支えとなっていただければありがたいと思います」
警察は、今後の被害者支援に生かしたいとしています。
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