5日未明、石川県輪島市の沖合で漁船に乗っていた60代の男性が指を切る事故がありました。男性は巻き網漁のための網を海に投げ入れる作業中にけがをしたとみられ、金沢海上保安部が事故の原因を調べています。

事故があったのは、輪島市門前町の猿山岬灯台から北北西におよそ9キロの海上で、5日午前2時40分ごろ、富来漁港から出た漁船から「乗組員がけがをした」と消防に通報がありました。

漁船は県漁業協同組合西海支所所属の「大漁丸」で、船に乗っていた65歳の男性が巻き網漁のための網を海に投げ入れていたところ、作業用ロープを握っていた右手が漁具との間に挟まれました。

男性は人差し指と中指、薬指をほとんど切断する大けがをし、公立能登総合病院に運ばれましたが命に別状はないということです。漁船には当時16人が乗っていて、金沢海上保安部が当時の状況を聞くなどして事故が起きた原因を詳しく調べています。

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