入札情報を漏らした見返りに業者側から接待を受けた罪に問われた兵庫県道路公社の元職員に対し、4月22日、有罪判決が言い渡されました。

 判決によりますと、兵庫県道路公社の元主査・豊島辰吾被告(39)はおととし4月から去年9月、播但連絡道路の修繕工事の入札情報などを漏らした見返りに、建設会社「松本組」の元役員らから大阪・北新地のクラブでの飲食など57回にわたり計約85万円の接待を受けました。

 4月22日の判決で、神戸地裁は「公務員としての自覚があまりにも欠ける」と指摘した一方、「免職されるなど社会的制裁を受けている」として、豊島被告に懲役2年6か月・執行猶予5年を言い渡しました。

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