知床半島沖で観光船が沈没した事故から、23日で2年となるのを前に、海上保安庁が集中捜索を行っています。

 22日午前7時半、海上保安庁の潜水士らが北海道東部の羅臼港から船に乗り込みました。

 事故を受けて、釧路航空基地に新たに配属された機動救難士3人を含む9人が沿岸部を歩いて、行方不明者の手がかりを探します。

 巡視船3隻とヘリコプター2機も出動し、知床半島の先端部と西側を中心に24日まで捜索が行われる予定です。

第一管区海上保安本部 関貴之救難企画指導官
「(行方不明者の)ご家族の思いを受け止めて可能な限り捜索に当たりたい」

観光船「KAZUⅠ」は、4月23日知床半島沖で沈没し、20人が死亡、今も6人の行方がわかっていません。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。