4日午後、青森県東北町に降った大雨の影響で土砂崩れが発生しました。土砂は町内の温泉宿泊施設に流れ込み、1人がけがをしました。

今野七海記者
「東北町の東北温泉です。きのうの雨で、洗い場はわたしの足首ほどまで雨水と土砂で覆われていて、浴槽には大量の土砂が流れ込んでいます」

4日午後4時すぎ東北町の国道394号ののり面が崩れ、15mほど下にある東北温泉の男湯に土砂が流れ込みました。

東北町では4日の午後から局地的な大雨に見舞われ、一時、洪水警報も発表されました。

温泉によりますと、土砂崩れが発生した当時、男湯には4人が入浴していて、そのうち1人が露天風呂に人がいないか確認しに行ったところ、割れたガラスを踏んで足に軽いけがをしたということです。

東北温泉 沢田みのる代表取締役
「想定はしていた、前々から大雨が来るとこうなるというのは、だけど防ぎようがない。死傷者が出るところだった、不幸中の幸い」

東北温泉は、温泉施設の営業を当面の間休止するものの、宿泊については営業を続けるとしています。

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