先月、ロシアを訪問した鈴木宗男参議院議員と北方領土の元島民らが墓参の再開に向けて意見交換しました。

4日、北海道根室市を訪れた鈴木宗男参議院議員は、北方領土の元島民らに対し、7月のロシア訪問で北方墓参のビザなし渡航について「2022年9月時点で協定は破棄された」と説明を受けたことを伝えました。

元島民からは切実な質問が相次ぎました。

千島歯舞諸島居住者連盟角鹿泰司根室支部長
「元島民や後継者が(墓参再開に向けた)啓発活動をしていくためにどういう運動をしたらいいか」

千島歯舞諸島居住者連盟野潟龍彦副理事長
「(北方墓参の)方法としてはビザを取らないとだめだという話だったが民間でロシア側と交渉するのは可能なのか」

鈴木議員は問題の解決に向け、今後もロシアを訪問する意向を示しました。

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