岩手県内のものづくりの現場でも、AI=人口知能の活用が進められています。製品検査でAIを活用している八幡平市の企業で2日、導入事例の発表会が行われました。

AIの導入事例の発表会を行ったのは、八幡平市のプラスチック製品加工会社ニュートンです。


こちらの企業では、岩手県とトヨタ自動車東日本の指導の下、2023年10月からAIによる画像検査で製品の品質を見極めるシステムの開発を進め、7月完成させました。
2日の事例発表会には、県内でものづくりに携わる20人ほどが集まり、AIの技術を導入するメリットや導入までの苦労などについてニュートンの担当者に質問していました。
また2日は、実際のシステムの動作状況も見学しました。

(太布竜央社長)
「若手の育成を込めてトライしたらいいんじゃないかと進めた」

県とトヨタ自動車東日本は今後も、AIの導入を目指す企業への指導を行う予定で、最新技術の導入による県内企業の競争力向上やネットワークの構築を図ることにしています。

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