高市経済安全保障担当大臣は、きょう放送されたインターネット番組で、国家の安全保障を強化するため、「官邸直轄の中央情報局のような司令塔」が必要との考えを示しました。

国家の安全保障に関する情報は現在、NSS=国家安全保障局のもとで、内閣官房・防衛省・警察庁・法務省・外務省がそれぞれ収集していますが、高市大臣は“令和の省庁再編”の1つとして予算や人員配置、手法の整理などを一元化する、「官邸直轄の中央情報局のような司令塔」があるべきとの考えを示しました。

また、9月の自民党総裁選への出馬に意欲を見せる高市氏ですが、総理になった場合の外交を念頭に、常任理事国のロシアによる拒否権の行使などで機能不全に陥っている国連安保理の改革について、「トランプさんであれ、ハリスさんであれ、相談したい」と語りました。

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