立憲民主党の若手・中堅議員らのグループ「直諫の会」を率いる重徳和彦衆院議員は2日、政権交代に向けた政策を発表し、泉代表については「若さを十分生かせていない」と苦言を呈しました。

立憲民主党 重徳和彦衆院議員
「若いリーダーとしての思い切りとか、いまだかつてない力強い方針とか、そういったものをもっともっと発揮していただきたいという思いは非常にあります。総合的に見ると若さを十分生かせていないんじゃないか」

立憲民主党の若手・中堅議員らでつくるグループ「直諫の会」は2日、“立憲民主党を改革する”などと掲げた政策を発表しました。

市場経済の発展と社会課題の解決の両立を掲げ、▼脱炭素や少子化対策などに取り組む企業を支援する市場の創設のほか、▼医療制度改革や教育の充実などを盛り込みました。

発表した政策は政権交代を目指して策定されましたが、グループの会長を務める重徳氏は会見で、9月の代表選への出馬に意欲を示す泉代表について「若さという強みが十分に発揮できていない」と苦言を呈しました。

重徳氏は、代表選にグループとして候補者を擁立することも視野に対応を検討する考えを示しましたが、取りざたされる重徳氏自身の立候補については、明言を避けています。

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