長野県は組織風土改革の一環として職場環境の整備を始めました。
これまでにない大規模な県庁の「模様替え」です。
県財産活用課・柳澤祐史(やなぎさわゆうじ)課長:
「全庁2100人分くらいのオフィス改革を行います」
宮入キャスター:
「初めてですか、こんなに大がかりなのは?」
柳澤課長:
「そうですね全庁っていうのは初めてですね」
県庁の本庁舎3階で2日から始まったのは、まるで引っ越し作業。
「オフィス改革」として、職場に固定された「自分の席」をなくします。
宮入キャスター:
「(机は)どのくらい使っているものですか?」
職員:
「さっきちらっと見たら昭和40何年とかぐらいなんで」
職員:
「ずっと昔から使っていた机なので、これでさよならっていうのは何かまた感慨深いですね」
柳澤課長:
「今までは自分の席に袖机などもあり、書類を自分で持っていたんですけれども、これからはそういうものはなくしまして、フリーアドレスという形に」
机を共有することで、職員同士のコミュニケーションの活性化や、業務の効率化などを狙います。
柳澤課長:
「仕事に応じて隣りの席の方と話をするようになったりとか、打ち合わせをするスペースを広くとったりという形もありますので」
県では2023年から、テレワークやペーパーレスの推進などの組織風土改革に取り組んでいて、今回の職場環境の整備もその一環です。
柳澤課長:
「デジタルワークへの移行とか、新しい課題への対応ということも進めていきたいと思っています」
「オフィス改革」は9月までに本庁舎の3つのフロアで実施し、職員への聞き取りを行いながら、2026年度にかけてすべての部署で行う予定です。
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