盛岡市が2025年4月に値上げする方針の下水道料金について、有識者らでつくる審議会は2日、これを「妥当」とする答申書を市に提出しました。
2日は審議会の会長を務める岩手大学の小川智学長が盛岡市役所を訪れ、内舘茂市長に下水道料金を値上げする市の方針を妥当とする答申書を手渡しました。
市は家庭や事業所など9割が使用する公共下水道の基本料金について、現在より292円高い1287円とし、使用する量に応じた料金も値上げする方針です。
審議会は、人口減少に伴う使用料収入の減少や、老朽化した施設の維持管理費の増加から、値上げを「妥当」と判断しました。
市は今回の答申を基に、市議会に関係する条例案を提案し、2025年4月からの値上げを目指します。
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