青森県の県南地方最大の夏祭り八戸三社大祭は1日、「お通り」が行われました。5日間に渡って八戸の街を熱く盛り上げる祭りでは、熱中症対策も徹底されています。

1日の三社大祭は午後3時から、神輿と山車が中心街を練り歩く「お通り」が始まりました。

中心街では、豪華絢爛な27台の山車が練り歩き、囃子に合わせて子どもたちが元気な掛け声を響かせます。

お囃子の様子
「ヤーレヤーレ」

1日は強い日差しの中祭りが行われていて、気象台によりますと2日以降、三社大祭の期間中は連日30℃以上の「真夏日」と予想されています。

参加する子どもたちも熱中症対策が欠かせません。

祭りの参加者(子ども)
「ネッククーラーとかで首を冷やしている、自分からやるときもあるし、おうちの人に言われてやるときもある」

三社大祭の運営委員会は、熱中症対策を呼びかけるチラシを配ったほか、2023年より救護所を増設して2か所とし、安心してまつりを楽しむことができる体制を強化しています。

また、各山車組も運行中の熱中症対策に取り組んでいます。

上組町若者連 中村隆副委員長
「毎年、給水車で水と塩分の入った水をわけて子どもたちにあげる。(熱中症で具合が悪くなる人も)いますが、それをいち早くわかるようにして介護できる格好をとっています」

八戸三社大祭は中日の2日、長者山新羅神社に古式に則った騎馬打毬が奉納され、午後6時から山車の夜間運行が行われます。

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