熱戦が続くパリオリンピック™。7月31日(水)に行われたバレーボール男子に、 準々決勝が終わったばかりのバドミントン。熊本県関係選手の活躍を振り返ります。

【バドミントン女子ダブルス】志田千陽・松山奈未-M・フォーゴ―ル/S・チューイセン(デンマーク)

左:松山奈未選手 右:志田千陽選手(2023年 練習風景)

バドミントン女子ダブルス準々決勝。勝てばメダルが見えてくる大事な一戦です。

フランスから9000キロ以上離れた熊本からも…。

記者「パブリックビューイング会場では、約120人がシダマツペアの応援に駆けつけています!」

再春館製薬所のシダマツペアは、テンポの良いラリーや、ライン際をつく正確なショットで相手を圧倒し、第1ゲームを奪います。

【第1ゲーム】日本21-7デンマーク

続く第2ゲームでは、相手の裏をかくロングサーブや、得意の高速ラリーで攻めると、早いラリーで相手を圧倒します。

さらに、志田の強烈なクロススマッシュ!

抜群のコンビプレーを見せストレート勝ち。

シダマツペア、準決勝進出。金メダルまで、あと2勝です。

【第2ゲーム】日本21-12デンマーク

熊本では…。

松山選手の祖母 田中直美さん(80)「2人とも凄くコンディションがよかったなと思って、お互いに助け合って、すごくいいプレーができたと思います」

松山選手の祖父 田中勇機さん(82)「(目指すメダルの色は?)金でしょうね」

【バレーボール男子】日本(世界2位)-アルゼンチン(世界8位)

バレーボール男子の予選ラウンド、日本は前回大会 銅メダルのアルゼンチンと対戦。鎮西高校出身の宮浦健人(みやうら けんと)が活躍を見せました。

初戦でドイツに敗れ崖っぷちの日本。宮浦の地元・熊本県荒尾市からも声援が送られました。

2セットを連取した日本、第3セットから宮浦が登場。宮浦がスパイクを決めると、パブリックビューイング会場は歓声に包まれました。

【第1セット】日本25-16デンマーク
【第2セット】日本25-22デンマーク
【第3セット】日本18-25デンマーク

第3セットを落とし、迎えた第4セット。勝ちが見えてきた終盤に宮浦が躍動しました。

宮浦のスパイクがアルゼンチンのブロックを弾き飛ばし得点。さらにマッチポイントで決めたのも宮浦。

宮浦の活躍もあり、日本は今大会初勝利です。

【第4セット】日本25-23デンマーク

熊本から声援「やったー。健人くん最後決めました。やったー!」
熊本から声援「健人くーん!またがんばって」

【今後の試合日程/バドミントン女子・バレーボール男子】

バドミントン女子ダブルス準決勝は、8月2日(金)午後3時半からシダマツペアがメダルに挑みます。また、バレーボール男子は8月3日(土)午前4時から、アメリカと対戦します。※日本時間

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