自民党の梶山幹事長代行は1日、JNNの単独インタビューに応じ、9月の自民党総裁選について、現職の閣僚や党幹部が出馬を制限されるべきではないとして、茂木幹事長が総裁選に出馬をすれば支持する意向を明らかにしました。

9月に予定される自民党の総裁選をめぐり、梶山幹事長代行は1日、JNNの単独インタビューに応じ、「議論の輪が大きければ大きいほど、国民の皆さんも覚えている」と話し、岸田総理を支える立場の現職の閣僚や党幹部であっても、出馬を制限することなく議論を戦わせる必要があるとの考えを示しました。

梶山幹事長代行
「幹事長代行として3年間、その前にも党の政調や広報本部で(茂木幹事長と)一緒に仕事をしてきている/これで(総裁選で)応援しない手はないのかなと」

そのうえで、次の自民党総裁になる人は「大きな時代の変化の時に日本を変えていくことができる能力が必要」と述べ、茂木幹事長について「そういう能力を持った一人」「応援しない手はないと思っている」と語り、茂木氏が総裁選に出馬をした場合、支持する考えを明らかにしました。

党内では、茂木氏が幹事長という立場で総裁選への意欲を見せていることに「令和の明智光秀」との批判も出ていますが、梶山氏は「自民党の一番の危機のときにそんなことを言っている場合ではない」と強調し、推薦人が集まるならば、立場に関係なく総裁選に出るべきと語りました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。