岩手選挙区選出の広瀬めぐみ参議院議員が公設秘書の給与をだまし取った疑いがある詐欺事件で、国から秘書の口座に振り込まれた給与が現金で引き出され、広瀬議員が受け取っていた疑いがあることが分かりました。

広瀬めぐみ参議院議員は勤務実態がない公設秘書の給与を国からだまし取った疑いがもたれていて、関係者によりますと、だまし取った給与の総額は2022年12月から2023年8月にかけておよそ400万円にのぼるとみられています。
公設秘書の給与は、国から秘書の口座に振り込まれる仕組みですが、その後の関係者への取材で、秘書の口座から給与が現金で引き出され、広瀬議員が受け取っていた疑いがあることが分かりました。


関係者によりますと、広瀬議員の複数の事務所関係者は、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対し、「秘書としての勤務実態はなかった」という趣旨の説明をしているということです。

特捜部は資金の流れを詳しく調べているものとみられます。

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