今年4月から5月にかけて宮城と岩手の家電量販店で商品21点30万円相当を盗まれる被害があり警察は、中国籍の兄弟2人を逮捕しました。

窃盗の疑いで逮捕されたのは、ともに中国籍で自称・中国在住の崔岳容疑者(48)と、兄で川崎市に住む崔峻容疑者(55)の2人です。

警察によりますと、2人は今年4月、岩手県北上市内の家電量販店でICレコーダーなど7点、およそ11万円相当を盗んだ疑いがもたれています。

岳容疑者はほかに宮城県気仙沼市や多賀城市、利府町の家電量販店でも商品14点20万円相当を盗んだ疑いが持たれています。警察は、防犯カメラの映像などをもとに2人を逮捕しました。

兄の崔峻容疑者は、盗んだ商品をインターネットで販売していたと見られていますが、取り調べに対し「盗んだものとは知らなかった」などと容疑を否認しています。一方、弟の崔岳容疑者は、黙秘しています。警察は、2人が、広域的な窃盗を繰り返していた可能性があるとみて捜査を続けています。

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