日本の南に低気圧 土日は日本のあちこちに雨雲予想

 40度前後の危険な暑さが続く日本列島ですが、今後、南の海上の雲の影響が出てきそうです。来週初めにかけて、日本の南の海上を低気圧が東西に移動します。

 この低気圧が移動するのに伴い、日本列島に湿った空気の流れ込みが強まり、3日(土)~5日(月)は、日本列島のあちらこちらに、雨雲の発生が予想されています。場所によっては雷が発生する可能性があります。
 この土日、天気の急変に注意に注意しましょう。特に夏休みで、山や川や海に
お出かけのみなさんは最新の情報に気を付けましょう。山で雷雲が発生して短い時間で大雨となり、下流の川が急に増水し危険な状況になることはよくあります。

低圧部(前線を伴なわない低気圧)から、熱帯低気圧や台風に発達する可能性は?

南の海上には低圧部が予想されています。

 太平洋は、高気圧に覆われ晴れる日が続いているため30度以上の海面水温で、平年より2℃ほど高く、台風が発生すれば急発達する可能性もあります。
 しかし、日本を覆っている勢力の強い太平洋高気圧の勢力圏内にあるため、熱帯低気圧や台風まで発達する可能性は低いと思われます。

週明けも発達した雨雲予想 ゲリラ豪雨・天気の急変に注意

5日(月)~6日(火)までの雨シミュレーションでは、九州から近畿、関東など日本列島の広い範囲で雨が予想されています。東海や関東では発達した雨雲がかかる可能性があります。低気圧の影響で南から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になります。7月31日に関東を襲ったゲリラ豪雨が発生する可能性もあります。最新の気象情報に注意してください。

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