家庭ごみの収集にデジタル技術を取り入れ作業の効率化を目指す実証実験が、1日から仙台市の一部の地域で始まりました。

1日から始まったのは、「WOOMS(うーむす)」と呼ばれるごみ収集サポートシステムを活用した実証実験です。

ごみ収集車には、システムを導入したタブレット端末が設置されています。これまで収集車は、それぞれ受け持つ集積所を回っていましたが、この「WOOMS」では、各集積所の状況をタブレット端末で共有することができ、作業を早く終えた車両がルートを変更してサポートし合うことができるということです。

仙台市資源循環企画課 向井晃之課長:
「綺麗な街、仙台を維持していくために、より働きやすい現場を作りながら市民の皆さんにもご協力いただけるごみ収集を目指していきたい」

WOOMSを開発した小田急電鉄デジタル事業創造部 正木弾課長:
「若い担い手を今後作るには、ベテランのドライバーのノウハウをデジタルツールに込めていくことがとても大事になる」

実証実験業は若林区を対象に、来年2月までの期間で行われ1日からおよそ3ヶ月間は従来のルートで情報収集を行い、その後新たなルートを作成していくということです。

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