東京都からマルチ商法の業務禁止命令が出されていたにも関わらず業務を続けていたとして、コンサルティング会社の元社長らが逮捕・起訴された事件をめぐり、逮捕前、元社長らが「口座をすっからかんにしておこう」などとやりとりしていたことが新たにわかりました。

きのう起訴されたのは、経営コンサルティング会社「President」の元社長・坂本新被告(30)ら4人で、東京都からの業務禁止命令中に大学生らをマルチ商法でビジネススクールに勧誘するなどした罪に問われています。

警視庁は、これまで4人の認否を明らかにしていませんでしたが、その後の捜査関係者などへの取材で、4人は容疑を認めたうえで、坂本被告は「都にばれないように偽名を使った」などと供述していたことが新たにわかりました。

また、坂本被告らは、“神の会”と称するLINEグループを作成し、「口座をすっからかんにしておいて、会社も閉鎖しよう」などと、逮捕に備えたやりとりをしていたこともわかりました。

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