2024年9月までの操業開始を目指している、むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設について。国の規制基準に対応するための安全対策工事が終わり、31日に現場が公開されました。

RFSは、建設中の使用済み核燃料の中間貯蔵施設で福島第一原発事故を教訓にした安全対策を報道各社に公開し、津波の浸水想定の2倍以上となる海抜約30メートルに外部電源を失った際に使う電源車を増設したことをあきらかにしました。

RFSは、この中間貯蔵施設を9月までに操業することを目指していて、現在は核燃料を最長50年間保管したあと、六ヶ所再処理工場へ搬出し処理することが検討されています。

リサイクル燃料貯蔵 高橋泰成社長
「安全は終わりがないから、常にそういった形で安全に留意しながら事業を進めていくことが大事だと思います」

事業者のRFSは、操業に必要な安全協定を8月9日に県やむつ市と結ぶ予定です。

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