大阪の40代の会社員女性が、特殊詐欺で3億円もの被害にあったことがわかりました。

警察によりますと、今年6月から7月中旬にかけて、中国の公安警察や検察官を騙る何者かが女性に電話をかけ、「逮捕状がでているため、資産を調査する必要がある」などとウソを言って、7回にわたって、日本円と人民元あわせて、計3億円あまりを振り込ませたということです。

女性は中国籍で、電話相手とは中国語でやりとりしたということです。女性のもとには、顔写真付きの逮捕状のような画像も送られたうえ、大阪市内で、関係者を名乗る人物から直接逮捕状のような書類も受け取ったということで、女性はすっかり本物と信じてしまったということです。

今年度、大阪府警が認知した事件で、最も大きな被害額となっているということです。

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