北陸新幹線の延伸工事の計画で地下にトンネルが通ることになっている大阪府交野市が、工事により市民生活に影響が出る可能性があるとして、嘆願書を提出しました。

 北陸新幹線の延伸工事を担う鉄道建設・運輸施設整備支援機構に嘆願書を提出したのは交野市の山本景市長です。北陸新幹線の工事計画では交野市の地下にトンネルが通ることになっていますが、市は上水道のおよそ8割を地下水でまかなっており、工事により市民生活に影響が出る可能性があるとして、地下水の環境調査や工法の変更を申し入れました。

 (交野市・山本景市長)「7万7000の市民の生活に地下水が必ず必要なので、その地下水を守るという観点で、今後協議を行っていく」

 機構側は「嘆願書の内容を十分考慮しながら、調査を進めていきたい」としています。

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