兵庫県の斎藤元彦知事(46)のパワハラなどの疑惑。維新の馬場伸幸代表は、事実なら辞職の判断を促す考えです。

 パワハラなどの疑惑が告発された兵庫県の斎藤知事。当初、知事は疑惑を否定していましたが、文書の一部に事実があったことが判明し、百条委員会が調査しています。

 2021年の知事選で斎藤知事を推薦した維新の馬場代表は7月28日、斎藤知事の疑惑について、「真実を明らかにすべき」としたうえで、次のように述べました。

 (日本維新の会 馬場伸幸代表)「著しく法規を逸脱しているとか、違反をしているということがわかれば、我々維新の会、政党として、きちんとした対応をしていくことになると思います」

 そのうえで、疑惑が事実であれば辞職も含めた判断を促す意向を示しました。

 (日本維新の会 馬場伸幸代表)「生みの親の一人であるという立場から、しかるべき判断をするように本人に直接話すことになります」

 また、馬場代表は斎藤知事の一連の対応について、官僚から政治家に転身して3年目であることを念頭に、「不慣れな部分があった」との見方を示しました。

 一方、斎藤知事は7月27日、今年3月に亡くなった神戸大学の名誉教授で、東日本大震災の復興に尽力した五百旗頭真さんをしのぶ会に出席。告発文書に五百旗頭さんとの折り合いについて書かれていた斎藤知事は…

 (兵庫県 斎藤元彦知事)「本日は五百旗頭先生をしのばせていただく会ですので、文書についてのコメントは差し控えたいと思います」

 また、斎藤知事は改めて辞職を否定しました。

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