4年に1度のスポーツの祭典・オリンピックが、花の都・パリで開幕。鹿児島県関係選手も続々と出場し、活躍を見せています。

日本時間の27日未明、開幕したパリオリンピック™。パリでの開催は100年ぶり3度目で、「広く開かれた大会」をスローガンに、17日間にわたり熱戦が繰り広げられます。入場行進はセーヌ川で行われ、日本選手団は船に乗って登場しました。

県関係選手も続々と出場。27日夜に行われた体操男子予選には、鹿屋体育大学出身の杉野正尭選手が出場。3種目に臨みました。

第1種目の跳馬。「ロペス」を決めると、雄たけびを上げチームを鼓舞します。

続く得意の鉄棒。F難度の「ぺガン」、G難度の「カッシーナ」を決めると、さらに連続技の離れ技も成功。着地もぴたりと止め、この種目チームトップの14.733。全体3位で種目別決勝への進出も決めます。

3種目めのあん馬でも、ダイナミックな演技を見せ、チーム最高の15.033をマーク。種目別決勝を決めるとともに、日本の団体での決勝進出に大きく貢献しました。

(杉野正尭選手)「独特な雰囲気の中でチーム日本として演技できたことは、すごくうれしい。勝つための演技ができていたので、日本チームとしてもチーム力を発揮できた。鉄棒・あん馬で感動を与えられるような演技を決勝でも見せたい」

また、日本時間の28日夜行われた水球の初戦には、鹿児島南高校出身の荻原大地選手が出場。2大会連続金メダルの強豪・セルビアに惜しくも敗れ、初戦白星とはなりませんでした。

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