7月25日に再び土石流が起きた滋賀県米原市の伊吹地区について、平尾道雄市長が県に対し、土砂の撤去などの支援を求めました。

 7月25日に土石流が発生した米原市の伊吹地区。けがをした人はいませんでしたが、住宅5軒に土砂が流れ込み、今なお、警戒レベルで最も高い「緊急安全確保」が発令されています。

 伊吹地区は7月1日にも土石流が起きていて、米原市の平尾市長は県に改めて緊急要望書を提出しました。

 (米原市 平尾道雄市長)「限定した人たちが被災しているんですよ、1回どころか2回3回被災している。住宅復旧・復興には経済的な支援が必要だと思っています」

 米原市は、土石流の原因とみられる伊吹山の砂防ダムにたまった土砂の撤去や、財政的支援などを県に対して求めています。

 (滋賀県 三日月大造知事)「こういう石積みを、1つ約1tの重さがあるので、これを約30m敷き詰めて、少しでも受けられるようにしようと」

 県はお盆までに、伊吹山の砂防ダムの土砂の撤去などを終える方針です。

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