28日未明、島根県松江市美保関町で遊漁船が岩にぶつかり、乗客5人が怪我をしました。重傷者はいない模様です。

境海上保安部によりますと、事故があったのは、島根半島東側の突端である地蔵崎の北東側にある岩場と見られています。

28日午前1時頃、遊漁船が岩にぶつかりました。船は自力で近くの美保関漁港に戻り、午前1時15分頃「帰港途中に岩か何かにぶつかり、怪我人がいる」と119番通報しました。

船に乗っていたのは船長1人と乗客7人の計8人で、このうち乗客5人が事故で負傷し、うち4人が救急車で松江市内の病院に運ばれました。消防によると、搬送時にはいずれも意識があり会話できたということです。

船には前の部分にひびがあるものの油漏れなどはなく、海上保安部が事故の原因などを調べています。

また、28日朝、鳥取県の境港で防波堤に船舶が衝突する事故がありました。
事故があったのは境港第2防波堤の中央付近で、28日午前6時頃、船舶1隻(船種調査中)が衝突したということです。

船は自力で境港に戻りましたが、乗っていた11人が全員病院へ救急搬送されました。事故の詳細や、怪我の程度などはまだ分かっていません。

境海上保安部によりますと、2件の事故発生時、ともに海上は穏やかな状態だったということです。

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