対馬海上保安部は、夏のレジャーや帰省シーズンの事故に備え、対馬市営渡海船との初の合同救助訓練を行いました。
対馬市営渡海船「うみさちひこ」は、浅茅湾内の集落を結ぶ船です。周遊観光も行っており事故が発生した際、対馬海上保安部の巡視艇が渡海船と連携して対応にあたる可能性があることから初めて合同で訓練が実施されました。
訓練は湾内を運行していた「うみさちひこ」のエンジンが故障した想定で行われ、人命と海上の安全を守ることを念頭に置きながら、動けなくなった船を巡視艇がロープで引く「えい航訓練」などが行われました。
対馬海上保安部 村上大輔警備救難課長：
「海を守る一機関である海上保安庁としてまずは海難を起こさせない、そして二次被害を広げない」
対馬海上保安部では、事故への対応力強化のために今後も関係事業者との連携を深めて行きたいとしています。
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