「佐渡島の金山」について、韓国政府の関係者が注目の発言です。「今後特別なことが起きない限り、27日の会議で世界遺産に登録されるものと予想される」そんな見方を示しました。

世界遺産登録に向け最大の懸念ともいえるのが韓国の反対です。韓国政府は戦時中、朝鮮半島出身者が“強制労働させられた”と主張し、登録に反発してきたからです。

日韓両国で調整が進められる中、韓国政府の関係者が26日、次のような見方を示しました。
「両国の合意が大詰めを迎えていて、今後特別なことが起きない限り、あすの会議では佐渡島の金山が世界遺産に登録されるものと予想される」

関係者は「朝鮮半島出身の労働者が鉱山で働いた歴史を展示することなどに日本政府が応じた」としていて、「実質的な措置がすでにとられた」とも説明しています。

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