続いて、この時期、注意が必要なのが水難事故です。垂水市で26日、川の事故を想定した県警と消防の救助訓練がありました。

訓練は垂水市を流れる本城川上流の猿ヶ城渓谷で行われ、県警機動隊と鹿屋警察署、垂水市消防本部のあわせて60人が参加しました。

「川で2人が流された」との想定で、県警の機動隊員4人が水中を捜索。4メートルほど川底に沈んだマネキンを引き上げた後、心肺蘇生や搬送の手順を確認していました。

訓練ではドローンも使われ、人が踏み入れずらい渓谷で、上空から現場の状況を確認していました。

(垂水市消防本部 岩元昭一次長)「これからも(警察と)連携ができるように訓練を重ねていくことが大切だと思っています」

(鹿児島県警察本部警備部機動隊 矢ひつ晃生さん)「(川遊びの時は)自分の身は自分で守る強い気持ちを持って、水難事故を絶対に起こさないようにしてほしい」

県警によりますと、県内では今年に入って、6月末までに川での水難事故が1件起きていて、7月6日には南九州市で川遊びをしていた男子中学生1人が溺れて死亡しています。

※矢ひつ晃生さんの「ひつ」は「木」に「遺」

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