大石知事の後援会の《政治資金収支報告書》をめぐる問題で、県議会は知事に対し改めて説明を求めるための「全員協議会」を8月5日に開くことを決定しました。

この問題は大石知事の後援会が知事が初当選を果たした長崎県知事選挙直前の2002年2月、県議の後援会から「286万円」の借入を受けたことを県議会で取り上げられ、政治倫理上の問題を指摘されたものです。

知事は今月17日に収支報告書の記載を「借入金」から「寄付」に訂正する考えを表明。これに対し議員からは「説明が不十分」との声が上がっていました。

これを受けて、26日開かれた県議会の議会運営委員会は、8月5日に議会の「全員協議会」を開き改めて知事に説明を求めることを決定しました。

議会運営委員会の江真奈美委員長は「今までのような答弁を繰り返していてはいけないという思いは全議員が持っている。より踏み込んだところでの答弁を求めている」と述べています。

「全員協議会」は8月5日の午前10時半から開かれ、各会派からの質疑が予定されています。

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