25日午前、北海道小樽市のJRのトンネルで、モルタル片が落下しているのが見つかりました。
この影響で、普通列車4本が運休、普通列車1本に約2時間半の遅れが出て、約380人の乗客に影響がでました。
JR北海道によりますと、25日午前8時半ごろ、小樽市の蘭島~塩谷間にある桃内トンネルで、小樽行きの普通列車の運転士が、進行方向の左側にモルタル片が落下しているのを見つけました。
落下していたモルタル片は8個で重さはあわせて22キロで、最大のもので1個、縦約50センチ、横約65センチ、厚さ約3センチ、重さ10キロのものもあったということです。
乗員乗客にけがはありませんでした。
この影響で、普通列車4本が運休し、普通列車1本に2時間22分の遅れが出て、約380人の乗客に影響がでました。
JR北海道によりますと、社員が現場を確認したところ、トンネルの壁には、過去に補修したモルタルの一部が剥がれ落ちたあとがあったということで、経年劣化によるものとみられています。
トンネルの壁の点検は、2年に1回行われていて、4月に行われた点検では問題なかったということです。
JR北海道は「ご心配をおかけして申し訳ございません。必要な対策を行っていきたい」とコメントし、今後は点検後に剥落防止の対策を行う予定です。
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