札幌市の中心部に「焼きとうきび」の屋台が期間限定でオープンしました。値段はなんと時間ごとに変動します。

香ばしく焼き上がった「焼きとうきび」。さっぽろテレビ塔の下に、24日オープンした屋台です。

 いちばんの売りは時間によって変わる「焼きとうきび」の値段です。

購入客
「けっこうな値段だと思います、安くて」
「一番安いときは300円」

出店したのは、電力会社の「ループ」。

 「焼きとうきび」の値段は、電力の市場価格と連動していて、30分ごとに50円刻みで変わります。

 例えば、1キロワットアワーあたりの電力価格が20.3円以上のときは最も高い1本500円になりますが、13.13円以下のときは最も安い1本300円で買うことができます。

Loopマーケティング部 小林克明部長
「太陽光を多く使える日中の電気は、どうしても余りがちになる。この電気をうまく提供するということは安さに直結するという仕組み」

購入客
「おいしい」

 屋台は8月11日まで出店していて、電力会社は、「焼きとうきび」を通じて電気の上手な使い方を知ってもらいたいと話しています。

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