24日までの大雨で雨竜川が氾濫し、水田や畑が水に浸かった北海道空知地方の沼田町では、農業被害を把握するための現地調査が行われました。

 北海道内は23日から24日にかけて空知地方や上川地方を中心に大雨となり、深川市などを流れる雨竜川が氾濫しました。

水田や畑が水没した沼田町では、町の担当者が現地を訪れ、被害を受けた面積などを調査しました。

 沼田町農業推進課 前田昌清 課長
「これだけ作物が育っているので、出来る限り作物被害がないように祈っている」

 沼田町によりますと、25日の調査の結果、水田14ヘクタールの被害が確認されました。

 一方、23日から24日にかけて148ミリの雨が降った上川地方の当麻町も調査を実施し、大豆畑143ヘクタール、そば畑193ヘクタール、トウモロコシ畑20ヘクタールの浸水が確認されたということです。

町内の畑の約半分が水に浸かった計算で、大雨の爪痕が各地で明らかになっています。

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