JR西日本は24日、山陽新幹線で運用中の500系新幹線車両を2027年度までに営業運転を終了することを発表しました。

500系新幹線車両は1997年3月22日のダイヤ改正より営業運転を開始し、当時の国内最高速度300㎞/h営業運転を行い、新大阪~博多間を最速2時間17分で結びました。

写真提供 JR西日本
写真提供 JR西日本

当初は東海道新幹線にも乗り入れ、のぞみ号としても活躍しましたが、2008年以降は編成を短くする改造をおこなって8両編成となり、こだま号として山陽新幹線を中心に活躍しています。

登場から30年近くが経過し、同車両の老朽化したことから、2027年を目途に営業運転を終了するということです。

500系新幹線車両は、ロングノーズの先頭形状や登場時に装備していた翼型パンタグラフ(16両編成時)などの特徴的な外観で外国人観光客にも人気で、これまでに様々なイベント列車が実施されました。

写真提供 JR西日本

【これまでに実施された主なイベント列車】
2013 年4月10日 「カンセンジャーラッピング新幹線」運行開始
2014 年7月19日 「プラレールカー」運行開始
2015 年11月7日 「500 TYPE EVA」運行開始
2018 年6月30日 「ハローキティ新幹線」運行開始

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JR西日本では営業運転終了までに、各種企画を実施するということです。

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