20日、仙台市内で、病気や災害などで親を亡くした子どもや、親が障害をもつ子どもを支援しようと、高校生らによる募金活動が行われました。

JR仙台駅前など市内3か所であしなが学生募金の活動を行ったのは、ボランティアの高校生や奨学金で進学した大学生などです。集められたお金は、病気や災害などで親を亡くした子どもや親が障害を持つ子どもの奨学金に充てられます。

奨学金で大学に進学した西村花音さん(東北芸術工科大学3年):
「自分の経験が誰かの希望になれるよう発信していきたい」

奨学金で大学に進学した西村花音さん

あしなが育英会によりますと、奨学金を使い高校に進学したいという申請が宮城県内では、今年55件ありましたが、資金が足りず採用されたのは、30件にとどまっているということです。この募金活動は、21日も行われます。

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