長野県内の山岳では遭難が相次ぎ、24日だけで少なくとも50代から80代の9人が救助されました。

長野県警によりますと、北アルプス奥穂高岳・標高2850メートル付近のザイテングラートでは24日朝、福岡県北九州市の71歳の男性が転倒して頭などにけがをしました。

本人からの要請で山岳遭難防止常駐隊などが出動し、午後4時半ころ消防ヘリが救助して松本市内の病院に搬送したということです。

また、北アルプス横通岳(よことおしだけ)では神奈川県平塚市の76歳の男性が疲労で動けなくなり、ほかの登山者からの通報で午後5時半すぎに県警ヘリが救助しました。

男性は高度の脱水症や腎不全の疑いで松本市内の病院に運ばれました。

警察によりますと、長野県内の山岳では24日、午後11時までに50代から80代の9人が滑落によるけがや道迷い、疲労などで救助されました。

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