お金はどうすれば増やせるのか?関心があるのは大人だけではありません。あなたは「投資」のこと、どれくらい知っていますか?
街頭インタビュー(20代)
「興味はあるけど知識はない。早いうちから始めた方がいいのかなとはおもうんですけど」
(30代)
「FXとか株とかは全然知識がない」
(60代)
「若い時に父が『株は絶対ダメ』って言っていたので」
一方で、子どもたちは…
小学生
「プラス50円!うぉー!」
「株価上昇プラス10円」
堀内大輝アナウンサー
「ゲームをやっているようにみえるんですけど、実は株とか投資の勉強をしているところなんです」
ファイナンシャルプランナー 川部紀子さん
「これからの時代は、お金の知識があるかないかで損すること、得することがものすごく増えてくると思う」
今どきのマネー教育をもうひとホリします。
キッズマネースクールどさん校 加藤慧太校長
「アイスの会社を応援したいなと思っていろんな味が出てきたら嬉しいなと思って、アイスの会社にお金を投資します。これが投資です」
北海道札幌市で開かれた小学生の投資教室「キッズマネースクール」です。
わかりやすく投資の基礎を学ぶことができます。
投資の運用益が非課税になる「NISA」や自分で積み立てる年金「iDeCo」が注目される中、子どものうちから「お金」の知識を身につけて欲しいという親が増えています。
親
「お金は降ってこないので、どうやって増やしていくかとか今後大事になると思うので」
「実際にどうやって始めたらいいのかとか、子供にどう伝えていいかわからなかったので」
堀内アナウンサー
「私も小学生と一緒にゲーム形式の授業を受けてみました!」
まずは1000円の元手でスタート。
4種類の店の株にそれぞれどのくらい投資するかを決めます。
カードをめくると、書かれているイベントによって、店の株価が上下します。
小学生
「大人気youtuberがこの商品めちゃくちゃ美味しいと配信。株価急上昇!プラス50円上がる!」
「うわー!ここで上がれば。またここでも上がれば」
「これ全部下がったらちょっとやばい」
株価の変動に一喜一憂!
4か月間でどう株価が動いたのか、元手の1000円が増えるのか減るのか、株式投資を体験します。
小学生
「マイナス50円!」
堀内大輝アナウンサー
「あ~!大丈夫かこれ」
小学生
「1番下がってる株を7枚持っちゃってる。どうすればいいのこれ。マイナス160円」
堀内大輝アナウンサー
「株のことわかってきた?」
小学生
「わかった。1個に賭けすぎると、株価が下落した時にめちゃくちゃ損するから難しい」
株価が下がるリスクを学ぶことも大切なんです。
小学生
「(株価が)上がった。310円。実際にやってみたいなって」
親
「一緒にちょっと1株からだけでもやってみようかなとか、金融教育っていうですかね。やってみたいなと思いました」
キッズマネースクールどさん校 加藤慧太校長
「海外と比べると金融の知識は日本は未熟だといわれている。親が教えられていないから、子どもも当然教わる機会がない、学校でもまだあまり浸透していない。家庭でも金融教育というのは当たり前に取り組んでいただけるといった状況が実現してほしいなと思っています」
ファイナンシャルプランナーの川部紀子さんは、子どもの頃からお金について学ぶメリットは大きいと話します。
ファイナンシャルプランナー川部紀子さん
「小さい頃からやっていると、例えばお金・投資のことの拒否感がなくなったりですとかそういった効果もあると思いますね。お金の大切さがわかったり稼ぐことの難しさ、増やすことの難しさ、そういったこともわかってきますから、お金を大切に使ってそして少しでも貯めることそしてできることなら増やすこと、こういったことが身に付いてきますので、やはりあの将来の今年金不安とかもありますから、そういったところの備えには繋がってくると思いますね」
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