今年5月、札幌市中央区の国道で信号待ちの車に追突し、3人にけがをさせてその場から逃げた罪などに問われている男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。

起訴状などによりますと、札幌市の会社役員工藤達人被告53歳は5月、札幌市中央区の石山通で高級外車を運転中に信号待ちの車に追突し、運転手など3人にけがをさせたうえ、その場から逃げた罪などに問われています。

 24日の初公判で起訴内容について間違いがないか問われた工藤被告は「いえ特には」と答え、起訴内容を認めました。

 検察は、工藤被告が事故当日、明け方まで飲食店でシャンパンを飲んでいたことや、無免許運転や大麻取締法違反などの前科があり、「再び服役することをおそれ走って逃走した」と指摘。

 一方の弁護側は事実関係については争わず、被害弁償などを通じて情状酌量を求める方針です。

 次回の裁判は9月2日に開かれます。

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