今月20日、長崎県対馬空港でORC=オリエンタルエアブリッジの機体が滑走路上にいたトビに衝突しました。国土交通省はこの衝突による損傷が航空法に定める「大修理」に相当するとして「航空事故」に認定しました。

ORC=オリエンタルエアブリッジによりますと今月20日の午前8時11分頃、福岡発対馬行きのプロペラ機が対馬空港で着陸滑走中、滑走路にいた「トビ」が機体右側のプロペラに衝突。プロペラの先端が15センチ欠損したほか胴体の右側の一部がへこんだということです。

国土交通省はこの損傷の修理作業が、耐空性に重大な影響を及ぼす「大修理」に相当するとして「航空事故」に認定しました。なお、事故当時機内には乗客乗員あわせて40人が乗っていましたがけが人はいませんでした。

ORCによりますと事故当日、8便が欠航となり387人に影響が出たということです。

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