8月6日から東京で行われる小学生バレーボールの全国大会。少子化の中、いま全国的に男女混合のチームが増えていて、大分県内からも合同チームが出場します。

7月20日、日田市で8月の全国大会に出場する県内3つの小学生バレーボールチームが合同練習を行いました。

県大会を制して全国への切符をつかんだのは、男子の松岡クラブjvbと、女子の駅館ジュニア、そして、男女混合の部に出場した宇佐市の高家球愛と、日田市の三和クラブの合同チームです。

(高家球愛・中野美怜選手6年)「男子も女子も関係なく仲良くプレーできているからいいと思います。男子と女子一緒の方がいろいろ楽しいので、女子だけのチームがいいとかはない」

男女混合の部は児童数の減少を受けて日本小学生バレーボール連盟が2014年に創設。県内でも男子、女子ともに単独チームの数は減少傾向ですが、混合の部に出場するチームが年々増加しています。

(ひた三和クラブ・梶原重男監督)「今から先は混合チームが多くなるから、やっぱり子どもがいきいきしてますね。試合ができるんだと子どもたちが思って楽しんでますね」

この春、部員数が4人だった高家と3人だった三和はそれぞれ単独チームでの出場を断念。合同で男女混合チームを作るとその後、部員数も増え、15チームが出場した6月の県大会で、見事優勝しました。大会の後は全国に向けて月に2度の合同練習に臨みチームワークを高めています。

(高家球愛・檜垣秀選手5年)「サーブで点を取って、レシーブをいっぱいあげるプレーをしたいです」

高家球愛・檜垣秀選手5年

(ひた三和クラブ・溝口優夏選手6年)「最初は男子とやっていけるのか不安だったけど、みんなで心をひとつに、大きな声を出し笑顔で精いっぱい頑張る」

試合ができる喜びを感じ、限られた時間の中で調整を重ねる選手たち。県代表として全国の舞台でまずは初戦突破を目指します。

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