24日は土用の丑の日、このところの猛暑を乗り切ろうと、大分県宇佐市の老舗うなぎ専門店は大勢の客でにぎわいました。

土用の丑の日は栄養豊富なうなぎを食べて夏バテを防ごうという風習です。明治35年創業の宇佐市の「志おや」は7月16日、隣接する敷地に移転オープンし、この日を迎えました。

24日は普段の10倍となるうなぎ1000食を用意。調理場では朝から焼き作業に追われていました。

(志おや・四代目芦刈俊介さん)「一年に一回の大仕事ですし、今年もこの暑い夏をうなぎを食べて乗り切ってもらえたらと思います」

店で人気なのが、一子相伝の甘辛い濃厚なタレが特徴のうな重です。今年のうなぎは例年と比べて全体的に身が大きく脂の乗りが良いという事で、24日は開店とともに大勢の客が訪れ、香ばしくふっくらとしたうなぎを食べて鋭気を養っていました。

(利用者)「おいしい」「おいしいですね、ふわふわしていて」「脂がよく乗っていますね」「これを食べればまた仕事も頑張れると思います」

今年は8月5日も土用の丑の日にあたるということで、うなぎを食べて連日続く厳しい暑さを乗り切ろうという人が増えそうです。

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